クラゲの展示エリア「ふわふわクラゲ」がオープンしてもうすぐ1ヶ月が経ちます。飼育展示するための大小5つの専用水槽は、LEDライトの普及でクラゲたちがより幻想的に演出できています。
当館では、これらの展示を実現するため、昨年より近隣の玄界灘と博多湾を調査し、これまでに18種のクラゲ類を確認しました。特に、博多湾側には多種多様のクラゲが接岸するので、展示にはもってこいの条件です。そこは館から徒歩3分の渡船場の岸壁で、ほぼ毎日、採集や調査に出かけ、長い柄杓で流れてくるクラゲたちをすくい捕ります。船で水族館にお見えになるお客様からも「何をしているんですか?」と聞かれることが多く、事情を説明すると「こんな所にいるんですねぇ」と驚きの答えが返ってきます。

ふわふわクラゲエリア全体
外海側の玄界灘に比べ、河川の流入があって内湾性強い博多湾は。富栄養化のためプランクトンなどの餌が豊富なことから、多くのクラゲ類が生息しています。
水槽内では華やかさと透明感でなんとも不思議な生物ですが、寿命が短い種も多く、長期飼育が難しく苦労しますが、皆様にいろいろな種のクラゲを見て頂こうと、これから1年を通じ展示を続けたいと思います。

カミクラゲ水槽

アカクラゲ水槽
報告者:(魚類課 鈴木 泰也)