2009年
1月 ゴマフアザラシの輸送 |
11月28日、北海道の小樽水族館から、2頭のゴマフアザラシが仲間入りしました。トラックと飛行機を乗り継ぎ、合計8時間の長旅でした。
動物にとって輸送は大変なストレスで、最悪の場合、死亡することもあります。このため長距離輸送は、輸送の前から終了後まで、細心の注意を払わなければいけません。準備段階では、輸送中の嘔吐を防ぐ為に前日からエサを止めます。また直前には、輸送ケースの中で暴れてケガをしないように、精神安定剤を与えておく場合もあります。さらに輸送中には、「身体の震え」「呼吸の変化」「ケガの有無」など、動物の状態を常に細かく確認します。
おかげで、輸送中は何事も無く、夕方6時頃に福岡空港からトラックで到着しましたが、真っ暗で少しこわかったのか、箱の中で鼻水をダラダラと流し、ヒトの子どもが泣きじゃくったような顔をしていました。
こうして水族館に到着してからも、安心はできません。なるべくストレスを与えないよう、体重測定、傷の処置などを速やかに済ませ、プールに運びます。収容後も、状態が急変することもあるため、しばらくの間、観察を行いますが、到着した2頭は状態も良く、エサもすぐに食べ始めたので一安心でした。
1階の展示プールでは、他の仲間たちと元気よく泳いでいます。ぜひ、新顔のアザラシたちにも会いに来てください。
(梅田 未来)
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仲間入りしたマスコちゃん |
トラック輸送の様子 |
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