2008年 4月 ゴマフアザラシの赤ちゃん
 2008年4月16日、マリンワールドで初めてゴマフアザラシが誕生しました。体重9.9kg、白い産毛に包まれたメスの赤ちゃんです。父親はプク(22歳)、母親はオリー(16歳)で、両親とも、2006年に北海道の広尾水族館からやってきました。ゴマフアザラシはオホーツク海やベーリング海など、寒い地方で生活しており、出産は主に流氷の上で行われます。このため生まれたばかりの赤ちゃんは敵に見つからないように白色をしています。
最初の2〜3日は、乳首を見つけるのに時間がかかっていましたが、だんだん母乳の飲み方も上手になり、10日目には体重が約2倍の18.5kgにまで大きくなりました。
10日目を過ぎると、白い産毛が抜け始め、全身にきれいなゴマ模様が出てきました。そして、換毛とほぼ同時に離乳の時期を迎えます。ゴマフアザラシの授乳期間は2〜3週間と短く、生後1週間頃から魚をくわえて遊ぶようになり少しずつ食べ始めました。現在では1日に1kgほどの魚を食べるようになり、「パクパクアザラシ」という給餌体験企画の中でも、お客様から直接もらっています。
 とても好奇心旺盛で、毎日色々な表情を見せてくれるゴマフアザラシの赤ちゃん。これからの成長をスタッフ一同とても楽しみにしています。

(前川 史恵)

換毛前
換毛後

このマリントピックスはバックナンバーです。現在展示されていない生き物もいます。
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