ふれあいゾーンの「アシカ広場」には、ゴマフアザラシ4頭と、カリフォルニアアシカ2頭が生活しています。彼らは、ヒレ状の前脚が発達していることから、「鰭(ひれ)脚類」に分類されています。しかし、体型が違うので、行動様式は少し異なります。
まずアザラシは、後ろ脚を前に曲げることができません。このため、陸上ではお腹をつけてはうように移動し、急な岩場などは登れません。一方アシカは、曲げることができるため、4本脚での歩行や岩場での行動も可能です。さらに遊泳では、アザラシは後ろ脚を左右に振りますが、アシカでは前脚を羽ばたくように動かし、すばやく泳げます。このため、運動能力ではアシカのほうが勝っています。
ところで、4月28日から、アザラシたちをより近くでご覧いただくために、水槽上のデッキからエサを与えていただく「パクパクアザラシ」をスタートしした。この時アザラシたちは、こぞってやってきますが、彼らの背中に乗りより近くまで来るのがカリフォルニアアシカです。ここでも、運動能力の高いアシカが先にエサを食べてしまいます。このため、アシカたちを一時的に獣舎へ収容し、エサを食べる時間を制限しています。「パクパクアザラシ」にチャレンジされる時は、ぜひまんべんなくエサを与えてください。
(折居 巧)
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