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アシカプールの前で子供が「あっ!ワンワンだ!」と言っているのをよく見かけます。初めて見る人にはアシカがイヌに似て見えるようです。
アシカ科の祖先は、およそ2,500万年前に生息していたイヌやクマに似た原始肉食類から分かれたと言われているので、イヌのように見えるかもしれません。この動物のうち海岸近くにすんでいたものが、生活の場を海へと移したと考えられ、その後イヌとは違い水中での暮らしに適したアシカの特徴を持つ動物が現れます。
アシカの体は流線型で抵抗を受けにくく、前脚は速く泳ぐためにヒレ状になっています。眼はとても大きく、水中でも陸上でもよく見え、ヒゲは感覚毛と呼ばれ、魚の泳く振動を感知すると考えられています。鼻は自由に開閉でき、耳も内側に巻き込んで、中に水が入らないようになっています。
アシカプールではアシカがときどきガラス近くに来ますので、イヌとの違いや似ているところを探すのも面白いかもしれません。
(青木 翠)
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