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自然界のアシカは、水中を素早く泳ぎ、良く発達した視覚とヒゲの感覚で、魚やイカ、タコなど、様々なものを探して捕えています。その姿は、のんびりした陸上の様子からは想像もつかないほどです。では、水族館では一体どんなものを食べているのでしようか、アシカの台所をのぞいてみましよう。
皆さんは、アシカショーをご覧になっていると、時々トレーナーが小さなエサを与えていることに気付かれるでしょう。その小さなエサはアジを切ったものです。このほか獣舎ではサバ、シシャモ、イカなども食べています。
アシカは冷たい海にすんでいます。このため、体温を保つために厚い皮下脂肪を身に付け、たくさんのエサを食べることでエネルギー補給をしています。従って食欲は並ではなく、1日に自分の体重の約5%にあたる3〜5kgも食べる大食漢です。
どんなものでもたらふく食べてしまう印象を受けますが、飼育してみると、同じエサでも捕れた場所や大きさで選ぶなど、選エサ眼が厳しいことに気付きます。反面、気に入ったエサを与えるととたんに従順になるなど、ちゃっかりしたところも見せてくれます。エサを選ぶ目が厳しいのは、自然の海で色々なものを食べても病気にならない秘訣なのかも知れませんね。
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